小説閻魔の息子68

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第4話白い悪魔411

警察の手に追えるんなら苦労はしないって。

順子と警察署を後にする。

じゃあ、順子さん

ええ、慎二君も

順子と分かれ、後鬼の言い付け通り沙羅と合流をした。

リン様ー!

おう、待っててくれたのか

はい、身体は大丈夫ですか?後鬼様から直に連絡を受けて、もうびっくり

ああ、ガーラとの傷はもう大丈夫だ。まず、10日間は体力強化、残りの4日間で十指閃をマスターする計画で行こう

そうですね、ビシバシ鍛えますから。私、鬼になります

ウヒヒヒキラーン。

目の色違うって。主旨が変わってないか?いやはや。

こうして、この日から過酷な特訓が裏山で始まった。仕事は店長白井に長期休暇をもらい、昼夜問わず食事や寝る時以外はすべて訓練の時間に充てた。

くっなめてたぜ。10日くらい大した事ないって思ってたけどさすがに連日は応えるな

ほらほら、休まない。あと腕立て伏せ150回、終わったら腹筋200回、スクワット200回、縄跳び500回!

こ、この鬼!悪魔!

な〜に?輪廻く〜ん。こんな可愛い悪魔がいる訳ないでしょ〜あと、50回ずつ追加!ホ〜ホッホッホ

快感だわ〜やめられな〜い。

打ち震える拳を見つめて、ニヤつく沙羅に絶句する輪廻だった。

そんな訓練漬けの日が10日間続いた。

ひゅー、やっと今日で特訓も最後だ。白井さんには休暇貰うのに怒鳴られるし、裕子には遅くまで泥だらけで、何やってるって取っつかれるし

でも、短期間だったわりには結構体力がついたんじゃないですか?

まあな、鬼コーチのお陰だよ

輪廻殿、聞こえますか?

あ、後鬼さん

なかなか頑張った様ですな、基礎魔力が安定しておりますぞ、こちらからも分かりますです。

そうですか?自分にはあまり

体力が上がると、精神力もそれに比例しますです、すると器となる人間に適応するように魔力も向上するのです。

へぇ

試しに五指閃を使ってみなさい。そうじゃな、二の剣を。

はい、魔輝相換!

声と同時に青き火柱如く、輪廻の身体を魔力が包み込んだ。

きゃあ!な、何?これ!

信じられない五の鏡を放った時以上だまだ余力があるぞ

ほぅ思った以上ですな。

続く

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